札幌市のリフォーム補助金 一覧【2026年】全9制度を徹底比較
「札幌市でリフォームするとき、どの補助金が使えるの?」と調べると、市の制度・道の制度・国の制度が混在していてどれが自分に使えるのかわかりにくいですよね。この記事では2026年度に使える補助金を9制度まとめて一覧化しました。補助上限・申請期間・対象工事を比較できるようにしているので、「自分が使えそうな補助金」がひと目でわかります。
この記事でわかること
- 2026年に使える札幌市のリフォーム補助金全9制度
- 制度ごとの補助上限と申請期限(一覧表)
- 工事の種類別(省エネ・窓・バリアフリー・太陽光)のおすすめ組み合わせ
- よくある「制度の選び方」の質問に回答
【早見表】2026年 札幌市リフォーム補助金 全9制度一覧
| # | 制度名 | 補助上限 | 申請時期 | 管轄 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 札幌市住宅エコリフォーム補助制度 | 50万円 | 5〜9月(先着・抽選あり) | 市 |
| 2 | 先進的窓リノベ2026 | 100万円(2025年度の200万円から縮小) | 通年(予算次第) | 国 |
| 3 | 給湯省エネ2026(エコキュート/エネファーム) | エコキュート10万円/エネファーム17万円 | 通年(予算次第) | 国 |
| 4 | みらいエコ住宅2026事業(旧・子育てエコホーム支援事業) | リフォーム最大100万円 | 通年(予算次第) | 国 |
| 5 | 高齢者住宅改修費(介護保険) | 20万円 | 随時 | 国 |
| 6 | 市高齢者・障害者住宅改修支援事業(上乗せ) | 10万円程度(要問合せ) | 随時 | 市 |
| 7 | ZEH支援事業(新築住宅向け) | 55万円(ZEH)/90万円(ZEH+) | 通年(予算次第) | 国 |
| 8 | 太陽光発電・蓄電池補助 | 太陽光13.9万円/蓄電池6.4万円 | 上半期(先着) | 市 |
| 9 | 北海道の省エネ改修支援(市町村経由) | 市町村により異なる(道民の直接申請不可) | 市町村ごとに異なる | 道→市町村 |
※ 複数制度の組み合わせが可能です(対象工事箇所が重複しない場合)。制度7(ZEH支援事業)は新築住宅が対象で、既存住宅のリフォームには使えませんのでご注意ください。制度9は北海道が市町村の実施事業を支援する仕組みのため、道民が直接申請できる定額補助ではありません。
制度ごとの詳細
1. 札幌市住宅エコリフォーム補助制度(市の主力制度)
最もよく使われる市の補助金です。断熱改修・高効率設備交換・バリアフリー工事に使えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 総工事費(税抜)の10% |
| 補助上限 | 50万円(10%との低い方) |
| 申請期間 | 2026年度第1回:5月22日〜6月4日(申込多数の場合抽選)/ 第2回:9月4日〜9月17日 |
| 対象工事 | 断熱改修・浴室やトイレの改修・段差解消等 |
| 必須条件 | 札幌市民・持ち家・市税完納・市内に主たる営業所がある登録業者施工 |
申込多数の場合は抽選となるため、第1回は5月22日の受付開始に合わせて早めに行動する必要があります。詳しい申請方法は札幌市エコリフォーム補助金の申請方法(完全解説)をご覧ください。
2. 先進的窓リノベ2026(上限100万円・最高補助額)
国の補助金で、補助上限が100万円と最も高額です(2025年度は200万円でしたが2026年度は縮小)。既存住宅の窓を断熱性能の高いものに交換する工事が対象です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 製品の性能・サイズごとの定額補助(工事費の目安3〜5割程度) |
| 補助上限 | 100万円/戸 |
| 申請主体 | 施工業者(施主は業者に依頼するだけ) |
| 対象工事 | 内窓設置・外窓交換・ガラス交換・ドア交換 |
窓の断熱を検討している方には最優先で確認すべき制度です。申請方法の詳細は先進的窓リノベ2026 北海道の申請方法で解説しています。
3. 給湯省エネ2026(エコキュート・エネファーム)
エコキュートやエネファーム等の高効率給湯器に交換する際の国の補助金です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | エコキュート:最大10万円(基本7万円+性能加算3万円)/ エネファーム:17万円 |
| 対象 | 一般家庭(持ち家・賃貸問わず) |
| 申請主体 | 施工業者 |
給湯器の老朽化に合わせてエコキュートへ交換するタイミングで活用すると、ガス代削減と補助金受取が同時に実現します。
4. みらいエコ住宅2026事業(旧・子育てエコホーム支援事業)
子育てエコホーム支援事業は2026年度、「みらいエコ住宅2026事業」へ名称・内容が変更されています。 リフォーム(既存住宅の改修)については世帯条件が撤廃され、子育て世帯・若者夫婦世帯に限定されない国の補助制度になりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限(リフォーム) | 最大100万円/戸(旧制度の上限60万円から増額) |
| 対象工事 | 断熱窓・断熱ドア交換・エコ設備設置等 |
| 対象者 | 世帯条件なし(新築の一部区分は子育て・若者夫婦世帯が対象) |
旧称の「子育てエコホーム支援事業」で調べると情報が古い場合があるため、申請時は必ず「みらいエコ住宅2026事業」の最新情報を確認してください。
5. 高齢者住宅改修費支給(介護保険)
介護認定を受けている方の自宅バリアフリー改修に使える制度で、最もよく使われるバリアフリー補助です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支給上限 | 20万円(工事費の9割を支給 → 自己負担2万円) |
| 対象工事 | 手すり設置・段差解消・滑り止め・引き戸への交換等 |
| 利用条件 | 要支援1以上の介護認定を受けていること |
| 申請窓口 | 札幌市の担当ケアマネジャーを通じて |
自己負担がわずか2万円(上限20万円の工事)と家計への負担が小さいため、介護認定を受けている方はまずこの制度を活用してください。
6. 市独自の高齢者・障害者住宅改修支援事業
介護保険の改修補助(制度5)とは別枠で用意されている市独自のバリアフリー改修補助です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限 | 10万円程度 |
| 対象者 | 市内在住の高齢者または障がい者がいる世帯 |
| 条件 | 介護保険改修費との併用可否・重複条件は要問合せ |
この制度は札幌市の公式ページ上に詳細な補助率・上限額の一覧表が見つからなかったため、「上限10万円」は複数の民間リフォーム事業者サイトで一致している金額を参考値として掲載しています。 正確な補助率・上乗せ条件は申請前に必ず札幌市(各区保健福祉課)へご確認ください。
7. ZEH補助金(ゼロエネルギーハウス補助)
注意: ZEH支援事業は新築住宅が対象で、既存住宅のリフォームには使えません。 太陽光発電・蓄電池・断熱性能を組み合わせて新たにZEH基準を満たす戸建てを新築・購入する場合の補助金です。リフォームで断熱+太陽光・蓄電池を一体で計画する場合は、この記事の他制度(制度1・2・8)を組み合わせるのが現実的です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | ZEH:55万円/戸 / ZEH+:90万円/戸 |
| 対象 | 新築の戸建て住宅(新築・購入) |
| 特記 | ZEHビルダー登録業者による施工が必須。既存住宅の改修は対象外 |
8. 太陽光発電・蓄電池補助(札幌市)
道ではなく札幌市の補助金です。住宅への太陽光発電システム・蓄電池の設置に使えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 太陽光:1kWあたり2万円(上限13.9万円)/ 蓄電池:1kWhあたり1.6万円(上限6.4万円) |
| 対象 | 札幌市民(太陽光・エネファームは「札幌市エコエネクラブ」への入会が条件) |
| 申請時期 | 第1回:5月7日〜7月8日 / 第2回:9月1日〜11月4日 |
9. 北海道の省エネ改修支援(市町村経由)
北海道が道民に直接補助する断熱改修の定額制度は原則ありません。 北海道は「住まいのゼロカーボン化推進事業」を通じて、断熱改修や太陽光・蓄電池導入の補助事業を実施する市町村を財政面で支援する立場です。道民が利用するには、お住まいの市町村がこの事業を活用した補助制度を持っているかを個別に確認する必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 市町村ごとに異なる(道が定額で道民に直接補助するものではない) |
| 対象工事 | 断熱窓・断熱ドア・断熱材追加・太陽光・蓄電池等(市町村の制度による) |
| 対象 | 対象市町村に居住する道民(札幌市が対象市町村かは要確認) |
工事の種類別「最もお得な補助金の組み合わせ」
窓断熱リフォームをするなら
最優先: 先進的窓リノベ2026(上限100万円・製品ごとの定額補助) 次に: 札幌市住宅エコリフォーム補助(工事箇所が窓以外の場合)
→ 複数窓をまとめて交換すると補助額が大きくなります。
エコキュート・暖房設備を交換するなら
最優先: 給湯省エネ2026(エコキュート最大10万円/エネファーム17万円) 次に: 札幌市住宅エコリフォーム補助(工事費の10%・上限50万円)
→ 工事費150〜200万円程度のリフォームで両方使うと、実質負担を大きく減らせます。
バリアフリーリフォームをするなら(介護認定あり)
最優先: 介護保険住宅改修費(20万円・自己負担2万円) 次に: 市独自の高齢者・障害者住宅改修支援事業(上乗せ10万円程度) さらに: 札幌市住宅エコリフォーム補助(断熱工事と組み合わせる場合)
→ 手すり設置・段差解消程度の工事なら、自己負担を大きく抑えて完了できます。
太陽光発電を設置するなら(新築の場合と既存住宅の場合で制度が異なります)
新築でZEH基準を満たす場合: ZEH支援事業(ZEH55万円/ZEH+90万円。新築のみが対象) 既存住宅に後付けする場合: 札幌市の太陽光発電・蓄電池補助(太陽光上限13.9万円・蓄電池上限6.4万円) 次に: 苫小牧など他市への移転・別荘リフォームの場合は該当市の補助も確認
「どの補助金から調べればいい?」フローチャート
介護認定(要支援1以上)がある?
→ Yes: まず介護保険改修費(制度5)+市上乗せ(制度6)
→ No ↓
窓の断熱改修がメイン?
→ Yes: 先進的窓リノベ2026(制度2)が最優先
→ No ↓
エコキュート・暖房交換がメイン?
→ Yes: 給湯省エネ2026(制度3)+市エコリフォーム(制度1)の組み合わせ
→ No ↓
太陽光発電の設置がメイン?
→ Yes(新築でZEH基準を満たす): ZEH支援事業(制度7)
→ Yes(既存住宅に後付け): 札幌市の太陽光発電・蓄電池補助(制度8)
→ No ↓
それ以外の断熱・省エネリフォーム
→ 市住宅エコリフォーム補助(制度1)が基本
よくある質問
Q: 複数の補助金を同時に使えますか?
A: 同一の工事箇所への重複申請は基本的に不可ですが、異なる工事箇所への異なる補助金の組み合わせは可能です。例えば「窓断熱に先進的窓リノベ」「エコキュート交換に給湯省エネ2026」を同時に使うことができます。
Q: 申請の順番はありますか?
A: 工事着工前に申請が必要な制度が多いです。複数制度を組み合わせる場合は、すべての申請手続きが完了してから着工することをお勧めします。業者に「どの補助金と組み合わせるか」を事前に相談してください。
Q: 2025年の制度はまだ使えますか?
A: 年度をまたぐ制度もありますが、基本的には各年度の予算内での受付です。2026年度(4月〜翌3月)の制度をご確認ください。終了している場合は本ページを更新します。
Q: 賃貸住宅でも使える補助金はありますか?
A: 介護保険の住宅改修費は賃貸でも使える場合があります(家主の同意が必要)。市のエコリフォーム補助は持ち家が対象です。
Q: 補助金の申請を業者に任せられますか?
A: 先進的窓リノベ・給湯省エネ2026・みらいエコ住宅2026(旧・子育てエコホーム支援事業)は業者が申請代行します。市のエコリフォーム補助は施主本人の申請が必要ですが、必要書類の準備を業者が手伝ってくれるケースが多いです。
まとめ|まず「自分の工事に合う制度」を1つ選ぶ
9つの制度をすべて確認するのは大変ですが、実際には自分の工事内容に合う制度が2〜3個に絞られます。
- 窓交換: 先進的窓リノベ2026(上限100万円・2025年度の200万円から縮小)→ 最優先で確認したい制度
- 省エネ設備: 市エコリフォーム補助+給湯省エネの組み合わせ
- バリアフリー: 介護保険改修費(介護認定あり)or 市エコリフォーム
具体的な補助金のシミュレーションや業者の選び方は、診断ツールでも確認できます。工事の種類・予算・住んでいる市区町村を入力すると、使えそうな補助金を提案します。
この記事の情報は2026年7月時点のものです。各制度の受付状況・予算は変動します。申請前に必ず札幌市公式サイト・各制度の公式サイト・登録業者にご確認ください。